三味線と唄が織りなす、美しい日本の伝統音楽
三味線と唄が織りなす、
美しい日本の伝統音楽
長唄は、三味線音楽の一種です。江戸時代に歌舞伎の伴奏音楽として生まれ、やがて独立してさまざまな舞台で演奏されるようになりました。座敷や演奏会でも親しまれ、多くの愛好者が長唄三味線を楽しんでいます。
三味線には細棹・中棹・太棹の種類がありますが、長唄に使われるのは最も細い「細棹」。長唄は、細棹三味線ならではの軽やかで煌びやかな音色が特徴で、この繊細な響きが、長唄独特の優雅さと粋な雰囲気を生み出します。また、細棹の三味線は、女性にとって持ち歩きやすいサイズ感です。
また、長唄は単なる伴奏ではなく、物語を描き、情景や感情を豊かに表現する音楽です。古典の物語をなぞらえたり、各地の風景を描いたり、喜怒哀楽を表現したり、一曲ごとに異なる世界が広がります。華やかさと情緒と奥行きのある物語が美しい旋律となって、弾く人も、聴く人も、魅了するのです。
演奏するたび鑑賞するたびに新しい発見があります。三味線は、長く親しめる趣味として、大人の習い事におススメです!
時代とともに受け継がれ、広がり続ける長唄の世界
江戸の町では、商人や文化人の間で長唄が趣味として親しまれ、当時は、師匠のもとに毎日のように通って稽古することも一般的でした。町人文化の発展とともに、長唄は庶民にも広まり、花柳界や寄席などでも演奏されるようになりました。
江戸後期には名曲が次々と生まれ、歌舞伎の名場面を彩る存在になりました。
時代が移り変わる中で、長唄は現在も変化し続けています。コンサート形式の演奏会や海外公演、新しい楽曲の創作も活発に行われています。長唄は、ただ古典芸能として守られるだけではなく、伝統を大切にしながらも、新しい挑戦を続けている音楽です。


多彩で奥深い、三味線と唄とお囃子のアンサンブル
長唄の演奏には指揮者がいません。三味線と唄。演奏者同士が互いの音を聴き、息遣いを読んで、テンポや強弱を合わせていきます。特に、間(ま)の取り方や抑揚のつけ方は、譜面では説明しきれない、経験により伝承される独特の感性です。それゆえに、経験を積むほどに合奏の楽しさ、難しさを実感できます。
曲によっては、小鼓や太鼓、笛などの鳴り物が加わり、より立体的な響きを生み出します。ただ技術を磨くだけでなく、曲の世界観を表現する一体の演奏者の中で与えられた役割を過不足なく果たす、ということが重要です。
そうした点も、長唄のお稽古にハマる要因かもしれません。
イマドキ、長唄三味線が始めやすい理由
長唄の三味線には、現代のライフスタイルやニーズに適した、気軽に始めて楽しく続けられる理由があります。
✓ わかりやすい譜面
教室で使用する三味線の譜面は横書きで、左手で糸を押さえる位置が数字で示されているため、楽器経験がなくても理解しやすい。
✓ 静かに練習できる
音を小さくする「忍び駒」を使えば、マンションやお隣が近いおうちでも安心して三味線の練習ができる。
✓ 着物を楽しめる
お稽古や発表会など、和服を着る機会が増える。着付けが不安な方にはフォローも。
✓ 和の文化に触れられる
歌舞伎・日本舞踊・古典文学などへの理解が深まり、日常の楽しみと教養が広がる。

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